2022-06-06 1:17
アパレル業界向けオンライン展示会 プラットフォーム、事例を紹介
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、これまで開催されいていた展示会に大きな影響をもたらしました。各業界の多くの企業がオンライン展示会の検討・開催をしており、それはアパレル業界も同じといえるでしょう。
本記事では、2021年開催のアパレル業界のオンライン展示会や、アパレル業界におすすめなオンライン展示会プラットフォームをご紹介しています。また、過去の事例もピックアップしているので、オンライン展示会のイメージを掴むときにご参考ください。
株式会社ストラーツでは、オンライン展示会プラットフォーム「Event BASE」を提供しています。
・展示会を開催したいが何から始めていいのかわからない
・開催までの時間が限られている
・ほかでは見られないオリジナルの展示会を開催したい
と考えている場合は、ぜひお問い合わせください。プラットフォームの提供だけでなく、集客やマッチングのサポートをいたします。
1.2021年開催のアパレル業界のオンライン展示会一覧
早速、2021年開催のアパレル業界のオンライン展示会をご紹介しましょう。
①PR01. TRADE SHOW ONLINE 2021 FALL&WINTER
『PR01. TRADE SHOW ONLINE』は、株式会社イーストフィールズが主催するオンライン展示会です。もともとリアル展示会「PR01. TRADE SHOW TOKYO」との合同開催で始まったイベントですが、現在はオンライン展示会のみ開催されています。
本展示会のコンセプトは、「ブランドの孵化」。いまだ世に知られていないブランドが、国内外に名を広めていくその足がかりとして立ち上げられました。これから認知度を高めていきたい若手ブランドに適した展示会といえるでしょう。
展示会名 | PR01. TRADE SHOW ONLINE 2021 FALL&WINTER |
特徴 | ・約20の若手ブランドが出展 ・ブランドの魅力をストーリー仕立てでPRできる |
開催期間 | 2021年3月10日~2021年6月10日 |
オフライン(リアル)展示会の開催 | オフライン展示会「PR01. TRADE SHOW TOKYO」が開催されたが、現在は終了 |
主催者 | 株式会社イーストフィールズ |
Webサイト | https://granstra.com/ssr/exh/ucRGwd5e3nyc41cfj02M?ex=ucRGwd5e3nyc41cfj02M |
出展案内ページ | https://granstra.com/contact/supplier |
出展費用 | 要問い合わせ |
②ROOMS ONLINE SHOWROOM SEASON B
『ROOMS ONLINE SHOWROOM SEASON B』は、rooms(ルームス)が主催するオンライン展示会です。
専属チームによるライブ配信のサポート、ビジネスに役立つ無料セミナーの開催、プロモーション支援の実施など、協力体制が充実しているのが魅力。集客力やPRに自信がないブランドにとって、検討して損のないオンライン展示会です。
ただし、出展するためには、事前にオーディションに合格する必要があります。
展示会名 | ROOMS ONLINE SHOWROOM SEASON B |
特徴 | ・想定PV数150,000 ・ライブ配信サポートあり ・ビジネス支援の無料セミナー開催 ・事前オーディションあり |
開催期間 | 2021年6月3日~2021年8月31日 ※SEASON C:2021年9月1日~2021年11月30日 ※SEASON D:2021年12月1日~2021年2月28日 |
オフライン(リアル)展示会の開催 | - |
主催者 | rooms(ルームス) |
Webサイト | https://www.roomsroom.com/showroom |
出展案内ページ | https://www.roomsroom.com/exhibit |
出展費用 | 1SEASONあたり165,000円(税込) ※2回目以降は132,000円(税込) |
2.アパレル業界におすすめなオンライン展示会プラットフォーム
去年からオンライン展示会のプラットフォームが急激に増えてきました。ここでは、アパレル業界におすすめなオンライン展示会プラットフォームを5つご紹介します。
①Event BASE
『Event BASE』は、株式会社ストラーツが提供しているプラットフォームです。
開催準備は最短10日、用意されたデザインパターンを選ぶだけで開催できます。イベント中のフォローやイベント後の分析も手厚く、効率良く営業が進められます。
特徴 | ・短期間で開催できる ・用意されたパターンを組み合わせるだけでプラットフォームが構築可能(オーダーメイド開発にも対応) ・直感的な操作で、出展企業や参加者にストレスなく利用してもらえる |
機能 | ・資料配布 ・動画配信 ・Web商談 ・チャット ・名刺交換 ・行動データ解析 |
価格 | 要問い合わせ |
向いている企業 | ・すぐに大規模なオンライン展示会を開催したい企業 ・どの展示会がいいのか選ぶ時間がなく、とりあえず必要な機能が揃っているプラットフォームを選びたいと考えている企業 ・操作性に優れ、どの企業にも満足してもらえるような展示会を用意したい企業 |
②リモテン(REMOTEN)
ファッション事業に特化する博報堂マグネットが提供する業界専門プラットフォームです。
2020年の夏には、アパレル業界での今季使用率No.1オンライン展示会に選出されました。
コミュニケーションに特化した機能が充実しており、オフラインに限りなく近い形でオンライン展示会を開催できます。
特徴 | ・プレス向け・バイヤー向けどちらにも対応 ・担当者が着用した動画をライブ配信できる ・対話型コミュニケーションを盛り込んだ設計 |
機能 | ・ビデオ通話 ・チャット機能 ・ライブ配信 ・電子招待状配布 ・お土産配布 ・開催期間設定 ・来場者データ管理・物撮り(オプション) |
価格 | 基本料金500,000円(税別) |
向いている企業 | ・アパレル、スポーツアパレル、コスメ、ウォッチ、ジュエリーブランド企業 ・コミュニケーションを重視する企業・オフラインの展示会に近い展示会を開催したい企業 |
③TERMINAL
ターミナル株式会社が提供するプラットフォームです。オンライン展示会での受注数アップに特化した機能が充実しており、A.P.CやTHE NORTH FACEなど有名ブランドが多く採用しています。
動画を駆使したサービスやオーダー画面のレイアウト切り替え機能など、売り手にも買い手にも優しいのが特徴です。
特徴 | ・注文数入力の手軽さに特化したオーダー画面 ・動画で商品の世界観をより伝えられる ・385ブランド・14,000人が登録・利用(2019年時点) |
機能 | ・動画アップロード機能 ・360度撮影画像 ・画像一覧で閲覧できるレイアウト |
価格 | 要問い合わせ |
向いている企業 | ・商品の良さをリアルに伝えたい企業 ・受注をシステム化したい企業・業務を効率化したい企業 |
④NEXT SHOWROOM
『NEXT SHOWROOM』は、株式会社アーモンド・アイが提供しているオンライン展示会プラットフォームです。
本プラットフォームの魅力は、何と言ってもシンプルでわかりやすいこと。Webサイトと同じような形でブースを構築できるため、ブランド側もバイヤー側もストレスなく使えます。またオプションで、撮影・採寸・原稿作成(いわゆるささげ業務)や代行するサービスを行っているのも特徴です。
特徴 | ・LP型プラットフォーム ・バイヤーがWebサイトを閲覧するように展示会に参加できる ・ささげ業務を代行してくれるオプションあり |
機能 | ・情報制作業務代行(オプション) ・バイヤーログイン機能 |
価格 | 要問い合わせ |
向いているブランド | ・商品の魅力をとにかくシンプルにPRしたいブランド ・コンテンツ制作にかける時間がなかなか捻出できないブランド |
⑤アラジンEC
『アラジンEC』は、株式アイルが運営するBtoB専用のECサイト構築・Web受発注システムのプラットフォームです。『アラジンEC』の機能を利用することでオンライン展示会の開催ができます。
オーダーシートの入力や集計が不要になり、自社の業務を大幅に軽減することが可能です。
特徴 | ・ECの機能をカスタマイズして展示会を開催する ・バイヤーは場所や時間問わず発注可能 ・その他のEC機能を充実することができる |
機能 | ・法人向けID構造 ・ログイン機能 ・得意先別のお知らせ情報発信 ・得意先別単価表示 ・商品展示機能 ・画像ダウンロード機能 ・オーダー受付 ・期間終了時の締切 |
価格 | 要問い合わせ |
向いている企業 | ・オンライン展示会に限らず、EC面を強化したい企業 ・ITシステム導入を検討している企業 |
3.アパレル業界のオンライン展示会の事例
最後に、すでに開催されたアパレル業界のオンライン展示会を紹介します。自社でのオンライン展示会の参考になれば幸いです。
①「UGG®」2020秋冬コレクション
引用:https://apparel-web.com/pickup/214925
デッカーズジャパン合同会社が保有するブランド「UGG®(アグ)」のオンライン展示会です。同時期には、「HOKA®(ホカオネオネ)」や「Teva®(テバ)」のオンライン展示会も開催されました。いずれも、システムを構築したのは、株式会社ノーフレームです。
本オンライン展示会では、オンライン上にショールームを3D再現し、詳細な商品説明や360度どこからでも商品を確認できる閲覧機能が採用されました。「時間を気にせず参加できる」「何度も見返せる」と参加者の反応も上々だったようです。
展示会名 | 「UGG®」2020秋冬コレクション |
開催期間 | 2020年6月2日~2020年6月12日 |
出展社数・来場者数 | 1社・不明 |
次回 | 未定 |
②eimy istoire 2020A/W Collection
株式会社DOT ONEが主催した3Dバーチャル展示会です。参加者はオンライン上で、実際に会場内を歩いて回るようにアイテムを閲覧できます。
会場にモデルを配置し、気に入ったアイテムを画像リンクからすぐに購入できることでも話題を集めました。
展示会名 | eimy istoire 2020A/W Collection |
開催期間 | 2020年9月18日~2020年9月21日 |
出展社数・来場者数 | 1社・不明 |
次回 | 未定 |
③Informa Markets Fashion × NuORDER Digital Trade Event
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000037021.html
数々の展示会を手掛ける世界最大のイベント会社Informa Marketsが、5つの展示会を同時にオンライン上で開催しました。開催にあたり提携したのはBtoBプラットフォームのNuORDERです。
ウィメンズ・ウィメンズ高価格帯・メンズ・シューズ・ベビーキッズの5つの展示会から、参加希望の展示会を選択するシステムを採用しました。
世界で25万6,000店ものリテーラー情報を有するInforma Marketsのオフライン展示会は、毎シーズン4,000以上のブランドが出展しています。またNuORDERには、50万以上のリテーラーバイヤーと2,000以上のブランドが登録しています。
今回のオンライン展示会でも、1,100を超えるブランドが集まり、50,000件以上の取引が成立しました。ファッション業界のオンライン展示会の中でも、世界指折りの規模の展示会が開催されたと言えます。
展示会名 | Informa Markets Fashion × NuORDER Digital Trade Event |
開催期間 | 2020年9月1日~2020年11月1日 |
出展社数・来場者数 | 1,100ブランド超・20,000人以上 |
次回 | 未定 |
④PR01. TRADE SHOW ONLINE
引用:https://www.atpress.ne.jp/news/223754
「PR01. TRADE SHOW TOKYO」とオンライン展示会プラットフォーム「Gransta」が提携し、実現したオンライン展示会です。開催期間が3ヶ月と長く、出展社が最新の商品情報をタイムリーにPRできるのが特徴です。
この次に開催された展示会では、オンラインとオフラインの融合という新しい形の展示会を開催し注目を集めています。
展示会名 | PR01.TRADE SHOW ONLINE |
開催期間 | 2020年月10月7日~2021年1月6日 |
出展社数・来場者数 | 不明(2018年10月開催のオフライン展示会「PR01.TRADE SHOW TOKYO 2019SS」では約60ブランド、「PR01.TRADE SHOW TOKYO 2021FW」では約40ブランドが出展)・不明 |
次回 | 「PR01. TRADE SHOW ONLINE 2021 FALL&WINTER」が開催中。詳細は上述 |
4.オンライン展示会プラットフォームの問い合わせは株式会社ストラーツへ
アパレル業界でもオンラインでの展示会が新たなスタンダードになりつつあります。今後、アパレル業界におけるオンライン展示会人気はさらに過熱していくでしょう。
オンライン展示会をきっかけに、オンライン上での新たなシステムを導入したことで業績が上がったという事例もあります。オンライン展示会がすぐできるよう、使えそうなプラットフォームを調べておいても損はありません。
株式会社ストラーツでは、オンライン展示会のプラットフォーム「Event BASE」を提供しております。最短10日で開催可能・ブース構築は必要事項を記入するだけ。オンライン展示会に初めて取り組む企業でも、迅速かつ手軽にご利用可能です。
また、展示会の集客やイベント運営の支援も行っているので、「オンラインで展示会をやりたいけど何から始めればいいのかわからない」とお悩みのときは、ぜひ気軽にお問い合わせください。