2022-06-06 1:03
【比較】海外のオンライン展示会プラットフォーム6つの特徴と機能
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、多くの展示会が中止を余儀なくされました。
その反動で、今盛り上がりを見せているのがオンライン展示会と、それを構築できるプラットフォームです。
本記事では、オンライン展示会を主催したい国内企業の担当者向けに、海外のプラットフォーム6つの特徴と機能をご紹介しています。
なお、各情報は2021年3月調査時点のものです。
株式会社ストラーツでは、オンライン展示会プラットフォーム「Event BASE」を提供しています。
・展示会を開催したいが何から始めていいのかわからない
・開催までの時間が限られている
・ほかでは見られないオリジナルの展示会を開催したい
と考えている場合は、ぜひお問い合わせください。プラットフォームの提供だけでなく、集客やマッチングのサポートをいたします。
1.海外のオンライン展示会プラットフォーム6選
今回、ご紹介する海外のオンライン展示会プラットフォームは、次の6つです。
①Hopin
②Bizzabo
③Glisser
④Hubilo
⑤canapii
⑥Attendease
では、順にご紹介します。
①Hopin
イギリス・ロンドンを拠点とするHopin Ltd.が提供しているプラットフォームです。
オンライン展示会開催に基本的な機能に加え、限定された時間の中で、ランダムで1対1のマッチングを実現するといったユニークな機能を搭載しています。
また、参加者の行動データを詳細に解析でき、展示会開催後に的確かつスピーディーなアプローチができます。
特徴 | ・必要な機能がひと通り揃っている ・展示会で取得した参加者のデータと外部ツールを組み合わせながら、効果的な営業活動ができる |
機能 | ・資料配布 ・動画配信 ・Web商談 ・チャット ・行動データ解析 ・外部ツールとの連携 |
価格 | ・Starter $99/月 ・Growth $799/月 ・Business 要問い合わせ ・Enterprise 要問い合わせ |
向いている企業 | ・海外企業が提供しているプラットフォームを初めて利用する企業・展示会を開催しても、なかなか成約に結びつかないと悩んでいる企業 |
②Bizzabo
アメリカ・ニューヨークに本社があるBizzaboが提供しているプラットフォームです。
大きな特徴は、ドラッグ・アンド・ドロップで展示会のデザインができること。事前に必要事項を決めておけば、直感的な操作+短時間で展示会開催の準備が可能です。
FacebookやTwitterといったSNSと連携できる、開催する展示会ごとに登録料や支払い方法を変更できるといった機能もあります。
特徴 | ・展示会のデザインが、簡単なマウス操作でできる ・SNSとの連携やSEOツールを利用して参加者を増やせる ・登録料や支払い方法を自由に変えられる |
機能 | ・資料配布 ・動画配信 ・Web商談 ・チャット ・行動データ解析 ・外部ツールとの連携 |
価格 | 要問い合わせ |
向いている企業 | ・ほかにはないデザインの展示会を開催したい企業 ・取り扱う商材の認知度が低く、参加者があまり来ないのではないかと不安を感じている企業 |
③Glisser
イギリス・ロンドンの会社Glisser Ltd.が提供しているプラットフォームです。
動画配信を主体としたタイプで、リアルタイムでの質疑応答、画像による投票など、出展企業と参加者の交流を促進させる機能が多く揃っています。
特徴 | ・動画配信がメイン ・各動画ごとにTwitterのボタンやQ&A、参加者がメモを書き込めるノートなどを任意で設置できる |
機能 | ・動画配信 ・チャット ・行動データ解析 |
価格 | 要問い合わせ |
向いている企業 | ・動画によるプレゼンが有効な製品 ・サービスを扱う展示会を開催したい企業 ・出展企業と参加者が活発にコミュニケーションが取れるような展示会を探している企業 |
④Hubilo
アメリカ・サンフランシスコにあるHubilo Technologies Inc.が提供しているプラットフォームです。
主催者側、出展企業側の機能が充実しているため、スムーズな運用が可能。
参加者側のユーザビリティに配慮した機能も多くあり、たとえば特定の参加者しか利用できない商談ルームや、気軽に展示会にアクセスできるアプリなどがあります。
なお、Hubiloには、無料版が提供されています。一旦こちらから始めて、各機能の使い勝手を確認するのもいいでしょう。
特徴 | ・多機能で利便性に優れている ・独自のモバイルアプリの開発 ・提供・無料版の提供 |
機能 | ・資料配布 ・動画配信 ・基調講演 ・Web商談 ・チャット ・チャットボット ・名刺交換・ポイント制度 ・行動データ解析 |
価格 | 要問い合わせ |
向いている企業 | ・開催前から開催後までワンストップでサポートを受けたい企業 ・参加者が出展企業に対してアプローチしやすい展示会を開催したい企業 |
⑤Canapii
シンガポールにあるCanalysの子会社、Canapiiが提供しているプラットフォームです。
基本機能に加え、ライブ字幕を任意の言語へリアルタイムで翻訳できるといった独自機能も豊富です。基本的に物足りない感覚になることはないでしょう。
プランによっては、24時間サポート対応、専門家によるコンサルティングなど、全面的なバックアップも受けられます。
また、Hubilo同様、こちらにも無料版が用意されています。
特徴 | ・基本機能、独自機能が豊富 ・サポート体制が万全・無料版の提供 |
機能 | ・資料配布 ・動画配信 ・Web商談 ・チャット ・ポイント制度 ・行動データ解析 |
価格 | ・Free ・Motivator $149/月 ・Driver $599/月 ・Professional 要問い合わせ |
向いている企業 | ・海外企業を交えた動画配信 ・ライブ配信を主体とする展示会を開きたい企業 ・困ったときにすぐに対応してくれる安心感がほしい企業 |
⑥Attendease
カナダ・バンクーバーの会社Attendeaseが提供しているプラットフォームです。
展示会開催に必要な機能に加え、複数の展示会を管理するのに便利な機能を搭載しているのが特徴。展示会の複製・登録、各展示会がバッティングしないようなスケジュールシステムなどが用意されています。
特徴 | ・動画配信がメイン ・複数の展示会を簡単に管理できる |
機能 | ・動画配信 ・Web商談 ・チャット ・行動データ解析 ・外部ツールとの連携 |
価格 | 要問い合わせ |
向いている企業 | ・いくつかの展示会を同時進行で運営したい企業 ・複数人で展示会の管理をしている企業 |
2.オンライン展示会プラットフォームの問い合わせは株式会社ストラーツへ
海外のオンライン展示会のプラットフォームは多くあり、ひとつひとつ、じっくり検討するのは現実的ではありません。
本記事を参考にしつつ、どういったプラットフォームがあるのか、自社に適しているのはどういうタイプかなど、判断基準をある程度定めた上で探されることをおすすめします。
ただ、もしまだオンライン展示会の開催を経験したことがなく、かつ言語に不安を感じているときは、国内企業が提供しているオンライン展示会プラットフォームを利用するのがベターです。
各企業に適した展示会を開催するのに、提供企業の担当者と打ち合わせをしながら進めるのが不可欠だからです。
株式会社ストラーツでは、プラットフォーム「Event BASE」の提供だけでなく、集客やイベントの運営支援を行っています。
「安心して開催したいので、国内企業の手厚いサポートを受けたい」とお考えでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。